天然羊腸が製品(ケーシング)になるまでの加工工程
(自社工場での工程)
① 腸引き
羊の内臓から小腸だけを注意を払いながら大事に取り出します。
羊の小腸がケーシングとなる最初の工程です。
② 発酵
腸をケーシングに加工する際に発酵が重要です。
解凍した腸を水にさらし、不要な部分を取り除きます。
③ コギ
発酵後の腸をローラーに掛け、不要な部分を除去します。
この工程(コギ)で腸はケーシングとなります。
④ 選別と検尺
ケーシングは人の手により口径、長さ、品質ごとに選別されます。
選別されたケーシングは長さを測りながら、1ハンク(91.5m)毎に束ねられます。
⑤ 異物除去
束ねられたケーシングは、丁寧に異物を除去します。
⑥ 塩蔵、樽詰め
ケーシングは塩をまぶし、水を切ることで鮮度が保たれます。
塩漬けされたケーシングは樽に詰められ、冷蔵庫で保管されます。
⑦ 出荷
すべての工程を経た安心安全なケーシングが日本へ出荷されます。